人に必要とされることへの必要とは?

おはようございます。自律サポートカウンセラーの甲斐です。
今日は、少し、方向を変えてお話させて頂きたいと思います。
タイトルに書かせていただいた
「人に必要とされることへの必要」 は、共依存の本質です。
・ 「ありのままの自分には、生きていく価値がない。」
・ 「自分なんて、世間に迷惑かけてばかりで、取るに足りない存在だ」
・ 「自分は、どこかが欠けている」
このような自己否定的な感情を持っている人が、人に頼られることによって、こうした否定的な感情を感じなくてすむように、行動することに、共依存の本質があります。
自分に自信が無いので、自分から人を愛し、近づくことは出来ないけれど、自分を頼ってくる人、擦り寄ってくる人の世話をして、ますます頼られるようにし、相手を支配し、ペット化してしまうのですね。
つまり、抱え込んでしまいます。
一見、とても優しくて、いい人に見えるのですが、これは、実は、権力と支配によるものなのです。
その結果として、相手から、自立の能力を削いでしまうことにも繋がるのですね。
親として、お子さんへの接し方や、カウンセラー セラピストとしての接し方にも通じるものがありますね。
この病理性は、美徳という陰に隠れ、見えにくいものとなっているのです。
思い当たることはありませんか?
私も、実は、お子さんたちからお話を聴かせて頂き始めた頃、このことで、長い間、悩みました。^^
相談を受けるようになってから、共依存という病理に気がついたのですね。
相談を受ける私でも、受けない私でも、どちらでもいいのに、受けない私は悪い存在?
それは、違いますよね。
と、思ってみても、罪悪感が残っていたんですね。(笑)
心理学を学んでみようと本気で思ったのも、この共依存の存在に気がついたからなのです。
心理学を学ばれている方は、誰でもが通る壁ではないでしょうか。いかがですか?あなたは大丈夫でしょうか?
さて、話が脱線してしまいました。元に戻しましょう。
親御さんで、自己否定感の強い人は、お子さんに献身的に尽くす方が多いですね。
「子どもに必要とされることへの必要」があるからなんですね。
周りを見ていても感じるのですが、日本人女性の多くは、そうかもしれませんね。
しかし、女性だけに限られたことではなくて、男性にもあることが分かってきています。実際にそういう男性も多いですよね。
誰かの役に立たなければ、悪い存在ですか?
少し考えてみておいてくださいね。
明日は、共依存と、親密性の違いについて、お話させていただきますね。
こんなお悩みの方もご相談ください。
カウンセリングさせて頂いております。
静岡県御殿場市萩原767-14
お問合:090‐9924‐7773
e-mail:info@hi-mawari.com
ご予約・お問合せはこちらをクリック!
営業時間:9:00~18:00カウンセリングは全て予約となります。