自己愛性人格障害

おはようございます。自律サポートカウンセラーの甲斐です。
今日は、自己愛性人格障害についてお話させていただきますね。
自己愛があることはとても大切なことです。
自己愛がなければ、生きてはいけないでしょう。 自己愛があることと、自己中とは違いますので誤解のないようにしてくださいね。
通常 人格障害については、18歳までにこのような症状がある場合、人格障害とは呼ばないことが多いようです。
18歳くらいまでは、発達段階なので、まだまだ、障害にはなっていないという考え方からくるものでしょうね。
しかし、これは本当に障害なのでしょうか?
この基準を決めているのは、DSMというアメリカのマニュアルで、医師が集まりアンケートで決めた障害名だということを肝に入れてお読みください。
基本的な障害としては、感情的な混乱の激しい人格障害でと言われています。
演劇的で、情緒的で、移り気に見えることが多く、ストレスにはかなり弱い傾向があります。
大きく2つに分けられ、先ず、無自覚タイプ
自己中心の塊で、多くは母親の過保護により生じます。
「私は特別な人間なんだ」と思い込んでいます。厚顔無恥・誇大・顕示欲の強さが特徴です。
次に過剰警戒タイプ
「自分は本当はもっとすごいんだ」と空想して、傷ついた自尊心を取り戻そうとする傾向があります。
DSM-Ⅳの診断基準によると
次の9項目のうち5つ以上認められれば、自己愛性人格障害が疑われます。
1 自分は特別重要な人間だと思っている。
2 限りない成功、権力、才能、美しさにとらわれていて何でも出来る気になっている。
3 自分が特別であり、独特であり、一部の地位の高い人たちにしか理解されないものだと信じている。
4 過剰な賞賛を要求する。
5 特権意識を持っている。自分は当然優遇されるものだと信じている。
6 自分の目的を達成するために相手を不当に利用する。
7 他人の気持ちや欲求を理解しようとせず、気づこうともしない。
8 他人に嫉妬する。逆に他人が自分を妬んでいると思い込んでいる。
9 尊大で傲慢な態度、行動をとる。
絶えず傍で賞賛され、励ましてくれる人を必要とします。それが、生きる原動力となっています。
そういう存在があって、成功の階段を上っていくことができます。
自分中心に物事を考える為に、相手の気持ちをには無頓着になりがちです。
もちろん、自分に自信をもつことは、必要なことなのです。
過度にプライドが高く社会生活に支障をきたしてしまうのが、この自己愛性人格障害に当てはまります。
「自己愛」の成熟過程が阻害されることにより、大人になっても幼い自己愛が残存するとされ、「親の溺愛」[過大評価(褒めすぎ)」「搾取的行動」「一人っ子」などの環境要因が原因だとしている説もあります。
また最近の研究では、遺伝的要因も意外に大きいのではないかとの報告もあります。
本当にそうでしょうか?
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