境界性人格障害

おはようございます。自律サポートカウンセラーの甲斐です。

中学生や高校生の相談を受けていて感じるのですが、 最近 この境界性人格障害と呼ばれている症状の人が増えてきているように思えます。 厳密に言うと、パーソナリティ障害と呼ばれるのは18歳以上の人に対する診断なのですが、最近では、18歳未満でも、このような症状がある人がいると言われています。そして、本当はそれは障害ではないのですが、西洋医学ではそのように分類しています。症状がないと言っているのではなくて、それには原因があると言っているのです。

通常 人格障害については、18歳までにこのような症状がある場合、人格障害とは呼ばないことが多いようです。

18歳くらいまでは、発達段階なので、まだまだ、障害にはなっていないという考え方からくるものでしょうね。
しかし、これは本当に障害なのでしょうか?
この基準を決めているのは、DSMというアメリカのマニュアルで、医師が集まりアンケートで決めた障害名だということを肝に入れてお読みください。

 

自分が何をしたいのか 何の為に生まれてきたのか という疑問は、10代の若者は程度の差はあれ誰しもが抱えている悩みですよね。

 

境界性人格障害のある人は、この苦悩がより早くから始まっており、 思春期だからそれが過ぎると治るものではなく、苦悩も深刻です。

感情の起伏が激しく、人の評価も気になり、 見捨てられ不安が強いために自分の気持ちを隠してしまう傾向もあり、 虚無感を持っているのも特徴です。

 

ストレスに弱いという特徴もあることからも分かるように、 ストレスが強くかかると、妄想的な考えや解離症状が出ることもあります。

自分の気持ちを出すことが難しいので、 リストカットや自殺行為、衝動買い 過食 アルコール依存や薬物依存 性行為依存になることも多いのです。

これらの行為は誰かに気がついて欲しいと思っている信号だと私は感じています。

 

原因としてはまだはっきりとは分かっていないようですが、 お話を聞いていて思うのは、母親との関係性ももちろんあるのですが、 父親の不在にも多いに関係してくると考えられます。

 

父親はいても、家庭が家庭としての機能を果たしていない場合、 母親と子供だけのサブシステムが出来上がっている場合などが考えられます。

 

家族を一つのシステムとして捉える家族療法が有効だと思いますが、 子供が、仮面を被っている為に、親に悩んでいることさえいえない場合が多いのです。

 

参考までに、日本で精神科医が基準としているDSM-Ⅳ というものがありますので、書かせていただきます。

 

DSM-Ⅳによると基本的な診断基準としては *DSM-Ⅳ (アメリカ精神医学会の定めた、精神科医が患者の精神医学的問題を診断する際の指針を示したもの) 感情的な混乱の激しい人格障害です。

 

演劇的で、情緒的で、移り気に見えることが多いです。  

そして、ストレスにはかなり弱い傾向があります。  

常に衝動的で、感情の起伏が激しく、 対人関係が不安定であり、まわりにいる一部の人を巻き込んでいくのがこの障害の特徴です。

また、 「白か黒か」「All or Nothing」の考え方をしがちです。

 

 次の9項目のうち5つ以上認められれば、境界性人格障害が疑われます

 

1 見捨てられる不安が強いために愛情をつなぎとめるために必死に努力する。

2 他人への評価が理想化したり、こき下ろしたりといった両極端で不安定なものである。

3 同一性が混乱していて、自己像がはっきりしない。

4 衝動的で、ケンカ、過食、リストカット、衝動買い、アルコール、薬物、衝動的な性行為などが見られる。

5 自殺行為、自傷行為などをやろうとしたり、脅かしたりする。

6 感情が不安定

7 いつも虚無感を覚える。

8 場に合わない激しい怒りをもち、コントロールできないため、暴力に走ったりする。

9 ストレスがあると妄想的な考えや解離症状が出ることがある。

 

では、周りの人達はどのように接すればいいのでしょうか?

そして、自分がそうだとしたら、どんなことに気をつけたらいいのでしょうか?

 
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