改めて東洋医学 「医療概論」

おはようございます。

自律サポートカウンセラーの甲斐です。ブログ更新は久しぶりです。

今私は東洋医学を改めて学ぼうと思い、あれこれと本を読んでいます。先日は内海聡先生の東洋医学の基礎のセミナーにも参加してきました。

ますます、学んでみようと思いました。

内海先生は、東洋医学だけではなく様々なこれまでの知識を活かした治療を行っていらっしゃいます。

そちらで、私も月に一度カウンセリングをさせて頂いておりまして、心が及ぼす身体への影響について実感することも多く、先日は癌患者さんのご家族でのカウンセリングもさせて頂きました。

こうした経験を積み重ねていくたびにやはり知りたいと思います。まだまだ、始めたばかりなのですが、頑張りたいと思います。

先ずは、「医療概論」から始めます。医療の歴史を知ることはとても大事なことです。興味ある方はお読みください。


東洋療法学校協会編
「医療概論」によると、次のように書いてある。
しかし、今の西洋医療でこのことをきちんとやっているだろうかと疑問である。

 
われわれ医療者は、病人とはじめて出会ったときに、問診を始めるのが常である。
問診は英語でhistory talking ラテン語ではanamnesisという。英語のhistory talkingはそのまま「歴史を取る」ことであり、ラテン語のanamnesisは「過去の記録」の意味である。
今、目の前の病人の置かれた状況を知るには、その人間がどのような生活をしてきたか、家族の人たちが思っている病気はなにか、その病人は過去に別の病気をしていないか、を知る必要がある。この「過去の記憶」を聞き出すことで、その病人の状況はかなりの部分まで、医療者の世界に入り込んでくる。
では、なぜ「歴史を取る」のか、それは病人の悩みを解消するためである。前に進んで過去と別れるためでもある。
以下省略
 
ここまで読むと、これはまさしくカウンセリングの領域と同じですね。
最近のカウンセリングにおいても「過去は見ない」という手法を用いる人もいらっしゃいますよね。
それが対処療法に繋がっているのではないかと、つくづく思います。
このことを踏まえても、医療の歴史を知ることはとても大事だと再認識しています。
われわれが、今、見ている医療・医学はただの「現在」にすぎない。
この言葉がとても響いてきます。
19世紀後半
W.グルージンガーの理念
「精神病は、脳病である」
脳病理学、機械論的、身体論的方向だった。
19世紀末には、クレペリンに精神病の分類に引き継がれる。
同時に、ブロイラー、フロイトの精神分析が脚光を浴びる。
フロイトは性的衝動の抑制を中心とした精神分析理論を体系化し、さらにその応用として、芸術論、文化・社会論・宗教論を発表し、今日の社会科学、芸術、文化論に大きな影響を与えており、彼の体系は、K.C.ユンク、A.アドラーによって展開された。

 

西洋の医学と医療の歴史からみていきましょう。

エジプト医学

エジプトの医療に呪文や魔除けの儀式は不可欠であった。むしろそれらの儀式は彼らの医療の重要な要素であった。当初は、レー、治療神のトート、イシスが信仰されていたが、のちにはイムへテブなどの人格を持った医神が崇拝された。しかしながら、医療的な知識において、呪文を中心とする超自然的な要素の割合は、時代を遡るにつれ減少していく傾向にある。

エジプト人たちはミイラを盛んに製作した割には、人体の解剖や生理学は細かい観察を残すよりも思弁的な理論を好んだ。また、ギリシャの体液病理学説にも影響を与えたとも考えられる。人体の要素を地・水・空気・火で説明する四元素概念も発進させた。

バビロニア医学

古代エジプト人たちと同様、彼らにとっては、宗教と医療はほとんど同義であった。病気は、悪魔の仕業であったり、神に対する罪の結果の罰だった。医師である祭司は呪文==  それらは文学的にも価値がある == を唱えたり、病人に贖罪させることを試みる。あるいは、占星術や、供養として殺した獣の肝臓を見て占った。これらの呪術による治療のほかに、粘土板には経験的な治療についても多数触れている。肝臓、呼吸器、あるいは眼の疾患、熱病や淋病、夜盲症、中耳炎、腎臓結石などについてもある程度の知識があったと思われる。

また、バビロニアには、下水制度や水洗便所などの遺構も発見されており、衛生面における知識や技術体系も豊富であったと推察される。

 

新大陸の医学

ヨーロッパの偏年からみればずっと後年になってから発達した。その文明もヨーロッパからの侵略を受け、それに続いて崩壊したため、不明瞭な点が多いようです。

アステカ文明では、宗教と医療は不可分であった。病気は個人がおかした罪の結果であり、治療神への告白が発達していた。天体への運行にも関心があり、治療師は占星術にもたけていた。独自の植物園を持ち、幻覚性の植物を含む薬物に関する知識を持っていた。大量の人身御供が行われ、人体の解剖学に関する知識も豊富であった。それは、宇宙や世界の中で身体がどのように位置付けられるのかという一種の思弁的な論理体系、コスロロジーに発達し、今日の解剖学的な観察とは異なった結果を生んでいた。

南米のアステカ地方を中心に15世紀から16世紀にかけてインカ文明が成立する以前に、プレインカという文明がすでに栄えていた。これらの文明においても、病気の原因として、超自然的な存在が考えられ、告白や悪霊を祓う儀礼が行われていたという。その中でもっとも著名な医療技術は、頭蓋骨の穿孔や四肢の切断、腫瘍の切開などの外科的な領域である。このような情報は「古病理学」のほかに彼らの残した陶器から得られた。

 

古代ギリシャ医学の全体像

古代ギリシャ医学は、古代医学の大きなクニドス、コス、シシリーの3派からはじまるとみてよい。

 

長くなるので続きはまた次に機会にでも書いていきましょう。

 

 

 

 

 

 
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