カテゴリー: ストレス

摂食障害について

こんにちは。自律サポートカウンセラーの甲斐です。「摂食障害について記事にしてください」というメッセージを頂きましたので、書いてみようと思います。先ずは厚生労働省のみんなのメンタルヘルスから、転載してみます。主に若い女性に多いイメージで書いてあります。確かに、「痩せたい!」から始まる場合もあります。そして、私がこれまでご相談受けた中で多いのが、性的被害を受けた女性にも多いですね。これは、何か(自分以外のもの)を受け入れることに関係しているように思います。「どうしてこんなことになったのだろう?」と考えてしまうことは多いと思います。一般的に言われているのは、今のところ、摂食障害には「これが原因」と一つに特定できるような原因が解明されているわけではなく、さまざまな因子が絡んでいるといわれています。完璧を求めやすい本人の性格などの背景があって、そこに引き金になる出来事(体型をからかわれる、試験に失敗する、ダイエットを始めるなど)が重なるというように、「原因」を「背景」と「引き金」とに分けて考えると考えやすいかもしれません(ただし必ずしも両方そろっているとは限りません)。

 

厚労省のページより転載

摂食障害

摂食障害には食事をほとんどとらなくなってしまう拒食症、極端に大量に食べてしまう過食症があります。拒食症では、食事量が減る、低カロリーのものしか食べないことから体重が極端に減る、やせて生理がこなくなるといった症状があります。過食症は、いったん食べ始めるとやめられない、むちゃ食いしては吐く、食べすぎたことを後悔し、憂うつになるなどの症状がみられます。拒食症から、過食症になることもあります。
「やせたい」という強い思いがあるため、本人はなかなか治療したがりません。しかし、低栄養から様々な体の不調につながり、死に至ることもある病気ですから、治療の重要性を伝えることが必要です。摂食障害は、様々なストレスが要因となっていることも多く、周囲の人の理解やサポートがとても大切です。

「摂食障害」とは

病的な拒食・過食がありますか?

食行動の異常は、食事をとりたがらない「拒食」、逆に極端に大量の食物をとる「過食」に大別できます。

少しくらいの拒食や過食は、多くの人が経験するものです。失恋をして食欲がなくなったり、ストレス解消につい食べ過ぎる、という経験をした人は少なくないと思われます。 ところが、こうした食行動の異常が過度になって、極端に体重が減少しても拒食がやめられない、過食の後に食べたものを全部吐いたり下剤や利尿剤を使って体重増加を避けようとする、という行為がみられるようになると、これは治療を要する摂食障害の疑いが濃くなります。

拒食・過食の背景にある心の傷

こうした極端な摂食行動の異常が現れるのは、背景に「太りたくない、やせたい」という体重への極端なこだわりや、「自分は太っている・醜い→自分には価値がない」という思いこみなどの心理的背景があります。また、とくに若い女性の場合は、「やせていることが美しい」という社会的価値観も影響します。また、子どもの頃に両親の仲が悪かった、親や周囲の人間から体重や体型のことをみっともないと言われた、という経験も摂食障害のひきがねになります。

10代には拒食症、20代には過食症が多い

拒食症は10代で発症する人が多く、過食症は20代に多い傾向があります。両タイプとも90%が女性です。ただし、最近は男性の摂食障害も増えているという指摘もあります。拒食と過食は正反対の症状に見えますが、拒食から過食へ、過食から拒食へと変わることもよくあります。

生命の危険もある深刻な病気です

摂食障害は、ダイエットの失敗というような単純なものではなく、ほうっておくとこころも体も病み疲れて、死に至ることもあります。とくに拒食症の場合、標準体重の60%以下にやせが進むと、低栄養による腎不全や低血糖、電解質異常による不整脈、結核などの感染症など、重い合併症を起こしやすくなります。 また、両タイプとも、アルコールや薬物への依存や抑うつ、怒りっぽい、人格障害などの精神疾患を合併しやすく、万引きや性的に奔放になる、自傷行為や自殺を図るなど衝動的な行動が多くなります。

摂食障害の治療法

摂食障害の場合、患者さん本人は治療によって体重が増えることを極端に恐れるので、なかなか治療に納得してくれません。
学校や家族・友達が専門医とともに力を合わせて、本人がきちんと治療を続けられるように支えていくことが大切です。

また、10代の患者さんの場合はとくに両親を初めとする家族との関係が病気に影響していることも多いので、家族に対しても患者さんとの接し方や家庭環境に関するカウンセリングが必要になります。 治療にあたっては摂食障害の専門医やカウンセラーを配属している病院を選びましょう。体重減少が極端な場合や家庭環境が治療に適していないような場合は入院治療も行なわれます。

治療は、体重に対するこだわりや間違った自己評価などを正常にするための心理療法を中心に、心身の回復をめざして薬による治療や栄養指導などが必要に応じて行なわれます。

 

私が驚いた摂食障害の事例では、3歳の男児の過食でした。3歳児なのにとても身体が大きくて、大人の1食分を食べてもまだ足りなくて、母親の食べているものまでもらって食べている状態でした。食べ過ぎを心配して、食べないように取り上げたり、「食べてはいけない」というと、大暴れするような状態でした。自宅で暴れる分にはいいのですが、保育園で、食事が足りなくて暴れることを心配されてカウンセリングを受けてくださいました。こういう過食もあります。過食するということは、満ち足りていない状態です。つまり、幼いころから、ご両親は共稼ぎで、充分な愛情が足りていないということですね。いつもはとてもいい子にしています。かなり我慢していたのでしょうね。我慢する代わりにそれを補うために食べていたようです。そのことを母親が理解されたとたんに過食はおさまりました。過食も、拒食も精神的な要因はとても大きいですね。

 

 

 

 

 

 

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子は親の背中を見て育つ 甘えと躾についての考察 パートⅡ

おはようございます。自律サポートカウンセラーの甲斐です。

さて、昨日は中華街での勉強会の後の懇親会での出来事から見る甘えと躾についての考察をしました。

しかし、片手落ちですよね。怒鳴られたというママの意見を聴いていません。ですから、少し続きを書いてみますね。

食事を寝っ転がってさせていたママ、ついには、お子さんがドアを蹴飛ばして同席していた方に怒鳴られたので「大きな声を出さないでください。」といったそうです。

それは、子どもに大きな声で言って欲しくなかったのだそうです。帰り際に、その方に「ありがとうございました。」と言って帰宅したそうです。

 

ここで、問題です。同席していた人は何故大声で怒鳴ったのでしょうか?そしてその後もFacebookで記事になさっていました。怒りが収まらなかったのでしょうね?

怒鳴られたママは、なぜ子どもに大声で言って欲しくなかったのでしょうか?

ここにも、お二方の生き方が見えてきますよね?

それぞれの立場から考察して、自分だったらどうするだろうかと考えてみてください。

きっといろいろな方法が頭に浮かぶと思いますがいかがですか? 

今回の一連の騒動を見ていて思ったのは、嫁姑の争いにも似ているよなぁ~ということでした。適切に自分の感情を相手に伝えることが出来ない状態ですよね。

こうやって、それぞれ成長していくのでしょうね。(笑)双方が自分は間違っていないと思っているのでしょうね?

このような状態が家庭内で続いているとお子さんたちには必ず影響が出ますよね。お子さんからそのような相談を受けたこともあります。

蛇足ですが、機能不全家族に育ったお子さんが受ける影響について書いておきます。

アダルトチルドレンという言葉をお聞きになられた方は多いと思います。では、アダルトチルドレンとはどういう人を指すのでしょうか?アダルトチルドレンという言葉はもとをただせばアメリカのアルコホリックの治療現場から生まれた言葉です。アルコホリックの親のもとで育った静かで控えめな人々の自己破壊的とも呼べるような他人への献身に注目していたのです。

しかし次第に、アルコホリックに由来するものだけではないことがわかってきました。

虐待する親のもとで育ち、大人になった人たち
機能不全家族のもとで育ち、大人になった人たち

「親との関係で何らかのトラウマを負ったと考えている成人」のことをアダルトチルドレンの定義としているとも言えます。しかし、よく考えてみると多かれ少なかれ、人間は親の影響を受けて大人になります。アダルトチルドレンという言葉がどうなのだろうかの疑問はありますが、現在通常言われているアダルトチルドレンについて書いてみようと思います。

1981年に出版された クラウディア・ブラックの 「私は親のようにならない」と、1983年に発売されたジャネット・ウォイティッツの「アダルトチルドレン・オブ・アルコホリック」という本がミリオンセラーになったことでアダルトチルドレンの概念が一気に広まったようです。

では、機能不全家族とはどのような家族を言うのでしょうか。
子どもにとって「安全な基地」であること、そのなかで子どもが自らの「自己」を充分発達させることができることこれが健康な家族の機能であるとされています。機能不全家族は全体国家主義のように個々の家族構成員を拘束し、一定のルールのもとでの生活を強制し、個人のプライバシーを軽視します。被害を受けるのは子どもたちで、親から有形無形に侵入され家のルールに自ら進んで拘束され「良い子」になりがちです。

子どもたちは機能不全家族を維持し続けるために役割にはまり込みそれを演じ続けることになるのです。それでは、どんな役割を演じることが多いのでしょう。

[ヒーロー]
何かが秀でているお子さんがいると、さらなる活躍を期待して熱中し、子どもの方も一層頑張ることになり、ますます一芸に秀でることになります。昔の漫画で恐縮ですが、「巨人の星」の飛雄馬のようなお子さんですね。

[スケープゴート]
ヒーローの裏側に当たるのがこのタイプのお子さんです。一家のダメを全部背負うような子どもです。この子さえいなければ全てうまく収まるという幻想を家族全員に抱かせることで家族の真の崩壊を防いでいるようなお子さんのことですね。病気をするといえばこの子、非行をするといえばこの子、問題を起こすのはいつもこの子という役割のお子さんのことです。相談を受けていてもこのタイプのお子さんは多いと感じます。

[ロストワン]
「いない子」としての役割をするお子さんもいます。いつも静かで文字通り「忘れ去られた子」です。家族がなにか一緒にやろうとしても最初はいるけどいつの間にかいなくなっている。いなくなっても誰も気がつかない存在なのです。家族内の人間関係を離れ自分が傷つくことを逃れようとしているのです。中学生くらいになってくると、「いないという居方」にも磨きがかかってきます。

[プラケーター]
慰め役のお子さんのことです。慰める相手は母親です。いつも暗い顔をしてため息をついている母親を慰めます。多くの場合、末っ子ですね。とても優しく、感受性が豊かです。

[クラ(ウ)ン]
道化役のお子さんのことです。親たちの争いが始まり、家族間に緊張感が走り始めると、突然頓珍漢な質問をし始めたり、踊ったり歌ったりし始めるお子さんのことですね。普段から、家族にはペット的な扱いを受けていますが、心の中はさみしさが溢れています。

[イネイプラー]
支え役の子どものことです。他人の世話をやいてクルクル動き回っています。長男や長女がこの役割をすることが多いですね。
母親に変わって幼い弟や妹の面倒をみますし、父親替わりをしたりします。男の子がこの役割をすると依存的な母親とのあいだに情緒的近親相姦が生まれるのです。女の子がこの役割をすると、もっと深刻な事態が起きることもあります。父親による性的虐待ですね。

この他にもいろいろあると思いますが、ざっとみるとこのような役割があります。しかし、子どもたちは「無意識の言語」「ふるまい」をしていますので、伝えたいことは彼らにさえもわからないのです。

こうして、自分自身の欲求を棚上げし、他人の欲求を自己に取り入れ、自分の欲求のようにして生きているので、自分の感情を感じることができなくなっているのです。つまり、彼らは共依存しながら生きているので、「自己の欲望」の中身を知らなければ、自分を生きることができなくなるのです。

コミュニケーションについての勉強会後の出来事だったので、私はとても悲しく思ったことは秘密です(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

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適応機制

こんにちは。自律サポートカウンセラーの甲斐です。

お友達が、次のような記事を挙げていらしたので、この件に関して、思い出したことを書いておきましょう。

コメント欄も是非お読みになってみてくださいね。

https://www.facebook.com/ritsukow7/posts/1049694935165656

お腹いっぱいに
しないといられないときは自分を認めていないとき。
そして他者に認められたいとき。

この記事を読んだとき、私が思い浮かんだのがこの図です。適応機制とは関係ないのですが、陰陽五行の考え方です。
適応機制は、心理学的な見方です。
何方も知っておくといいかなと思います。
人間には自分を守るために無意識のうちにやっていることがあります。それを適応機制といいます。
様々な欲求がありますが、それが満たされない時、ストレスが溜まってしまうので、他のもので埋めようとするのです。
すっぱいぶどう の話は有名ですよね。
 
これは自然にあるものですが、知らないでこればかりやっていると、ストレスに弱く、問題解決することが無くなってしまうことがあります。
そのためには、この適応機制を知っておくといいですよね。
主なものを挙げておきます。
 
 
攻撃
物や他者に対して、感情をぶつけたり、乱暴したりする。家庭内暴力や組織におけるパワハラのような犯罪として現れることもある。また、自傷といった自分自身への攻撃に向かうこともある。
 
逃避
困難な状況や場面をさけたり、ほかのことに熱中して問題に向き合うことをさけたり、空想の世界に逃げたりする。必ずしも悪いことばかりではなく、新たなチャレンジや、芸術的な創造力の源泉となることもある。
 
退行
過去への逃避であり、現在の問題を避けるために楽しかった過去に生きようとする。赤ん坊や子供のように振舞って、依存的な態度を示すことがある。一人っ子だった家庭に、次の子供が生まれるときに、上の子供が示す態度として有名。
 
拒否
課題となっている事実が存在しないかのように振る舞う。障害を認めなかったり、発生した事実を認めないといったことが起こる。現実と向き合うだけの準備ができていない場合もあり、成長とともに振り帰ることができるようになる場合もある。
 
隔離
自分に関連することであっても、勤めて冷静に、客観的に観察することで、評論家のように振る舞う。起こっている事実から、感情を切り離す技術でもある。苦しみを生み出している困難と向き合う方法でもあり、悪いこととはいえない。
 
代償
本来の目標がかなわない場合に、容易な目標を達成することで、満足を得ようとする。特定の大学に受かりそうもない場合、別の大学で満足するといった代償は、誰にでも経験のあるものだろう。
 
合理化
自分の欠点や失敗をそのまま認めず、社会的に容認されそうな理由をつけて、それを正当化する。いわゆる「言い訳」に相当する。それが「言い訳」にすぎないことを、本人もわからなくなってしまうと危険。
 
昇華
人間が避け難くもっている性や破壊の衝動といった「暗い欲求」を、スポーツや芸術など、社会的に価値の高いことに向かうエネルギーに変換すること。多くの偉大な表現が、この昇華によるものとされる。
 
同一視
自分の欲求が満たされなくても、心理的に自分に近い他人の行動を、あたかも自分のことのように感じて、欲求が満たされているように感じる。カリスマ的な人物のファッションを真似るといった行為が、この同一視によるものと考えられている。
 
投影
自分自身がもつ不安を引き起こしている衝動や欲求を否認し、他者にその衝動や欲求があるように考える。自分が極端な嫌悪感を感じる他者の中には、むしろ、自分自身に似た「嫌な部分」がある可能性もある。
 
抑圧
過去の不快な記憶が抑制されており、楽しいこと、いいことだけが思い出せる状態。脳が、自らに対してトラウマになるような体験を思い出せなくさせることで、その個体の精神を防衛していると考えられている。
 
反動形成
自分がもっている否認すべき感情とは正反対の行動をとること。本当は好きな人に対して冷たくしてしまったり、本当は好きなことを人前で否定してしまったりといった行動が、代表的な例とされている。
 

 

 

 

 

 

 

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