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こころのありよう

様々な心のありようの特徴をまとめてみましょう。

①両極端で単純化した認知に陥りやすい
②自分と他者の区別があいまいで自分と他者の問題を混同しやすい
③人と恒常性のある信頼関係を保ちにくい
④プライドと劣等感が混在している
⑤暴発や行動化を起こしやすい

こういう心のありようは発達段階で言うと小学校低学年か、それ以下の子どもでは当たり前のことです。

問題は、年齢的にも肉体的にも大人である時、影響が出やすいということですね。
ですからこのような特徴に心当たりのある人はこれから、成長していけばいいのです。
子どものときに書いたシナリオは大人になった今、通用しないということに気がつけば、書き換えて行けばいいだけです。
多かれ少なかれ人であればだれもが経験する道なのですから。

乳児のころ
自分の欲求を満たしてくれるのと満足し、少しでも損なわれるとギャーギャー泣き叫び不満と怒りをぶちまけます。

お乳がよく出るおっぱいは「よいおっぱい」
出ないおっぱいは「悪いおっぱい」

それが同じ母親のおっぱいであろうとなかろうと関係ないのです。

その場、その場での欲求を満たしてくれるかどうかが「よい」「悪い」の判断基準になります。

そうして、母親はすべて満たしてくれるとは限らないことを少しずつ理解するようになります。

自分にとって「よい母親」も「悪い母親」もどちらも母親だということを理解していきます。

よい部分も悪い部分も含めたトータルな関わり方を「全体的対象関係」とメラニー・クラインは呼びました。

自分にとって思い通りにならない状況に直面したとき、その不快さをすべて相手の非と見なし怒りや攻撃を爆発させている状態は、「部分対象関係」の心のありように傾いてるのです。

キャプチャ2

乳幼児も、叱られたときはしょんぼりしますが、少しだけですが、自分の非を自覚しています。
母親が怒っているのは、自分が何か悪いことをしたのだとわかってくるのです。

自分と他者の区別がついてくることに関係します。
罪悪感や自己反省の起源です。
そこからさらに、思いやりや良心へと発達するのです。

充分に「よい母親」は大切ですが、「悪い母親」が必要な時に、叱ってやることも必要なのです。

叱られてばかりだとか、叱られたことがない子どもは、他者に対する思いやりや罪悪感が未発達になることが多いですね。

しかし、どんな人でも叱られ自分の非を認めることは大変辛いことです。
自分の非を認めるよりも、反論し、弁解しようとするのが普通です。
もっとひどい場合には、ただ怒り出すということもありますね。

この辛い状況を避けるために、強がったり、居直ったり、攻撃的になる心のメカニズムを「躁的防御」と言います。
落ち込みを避けるために空元気を出すというのもこの状態です。

この躁的防衛は生きていく上では必要なことでもあります。
しかし、行き過ぎると様々な問題を引き起こすことになります。

「暗い」ということにはマイナスのイメージの価値しか認められず、誰もが明るくふるまうことを求められます。

人と接するとき、暗い話題は避け、冗談やギャグを飛ばそうとします。
明るく元気なことがいいことだとされるのです。

そうした風潮の中で誰でもが知らず知らずのうちに「躁的防衛」を求められているのです。

躁的防衛には限界があります。
どうにもならない壁にぶつかったとき、この躁的防衛が習慣になっている人は、退くことを忘れ手痛いダメージを受け虚無感にさいなまれ絶望してしまうのです。

 

 

 

 

 

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